【Book】Present for me ~石黒正数 短編作品集~

石黒正数　著、
少年画報社　刊、
徹夜明けのハイな状態で読むと危険。
http://www.amazon.co.jp/dp/478592828X

　表題作・デビュー作を含む、「それでも町は廻っている」などを連載する前に発表した短編作品を集めた一冊。
　少年画報社刊だが、アフタヌーンシーズン増刊、コミックフラッパー掲載の作品である。
　独特のギャグセンスと心温まる感覚、キャラクターの豊かな表情などは、この頃から十分楽しむことができる。
　あと1、2冊短編集を出す分量の作品はあるはずなので、短編集続刊を期待したい。

・ススメ　サイキック少年団
　オチからラストの余韻が秀逸。
・Present for me
　しゃべらないキャラがなぜここまで表情ゆたかなのか。
・なげなわマン
　なんとなく「帽子男は眠れない」を思い出した。
・カウントダウン
　楽屋落ちめくが、あとがきを読んで、本作は雑誌掲載時に読みたかったと思った。
・バーバラ
　たった8ページで主人公の心境がここまで上下左右に変化させられるのかと感心。
・泰造のヘルメット
　未発表作品。しかし、個人的には最も気に入った。
・ヒーロー
　日常に溶け込んだヒーローVS悪の組織というテーマの作品はいくつか存在するが、そのどれとも異なる方向性が面白い。

Present for me 石黒正数短編集 (ヤングキングコミックス)

石黒正数　著、
少年画報社　刊、
徹夜明けのハイな状態で読むと危険。
http://www.amazon.co.jp/dp/478592828X

　表題作・デビュー作を含む、「それでも町は廻っている」などを連載する前に発表した短編作品を集めた一冊。
　少年画報社刊だが、アフタヌーンシーズン増刊、コミックフラッパー掲載の作品である。
　独特のギャグセンスと心温まる感覚、キャラクターの豊かな表情などは、この頃から十分楽しむことができる。
　あと1、2冊短編集を出す分量の作品はあるはずなので、短編集続刊を期待したい。

・ススメ　サイキック少年団
　オチからラストの余韻が秀逸。
・Present for me
　しゃべらないキャラがなぜここまで表情ゆたかなのか。
・なげなわマン
　なんとなく「帽子男は眠れない」を思い出した。
・カウントダウン
　楽屋落ちめくが、あとがきを読んで、本作は雑誌掲載時に読みたかったと思った。
・バーバラ
　たった8ページで主人公の心境がここまで上下左右に変化させられるのかと感心。
・泰造のヘルメット
　未発表作品。しかし、個人的には最も気に入った。
・ヒーロー
　日常に溶け込んだヒーローVS悪の組織というテーマの作品はいくつか存在するが、そのどれとも異なる方向性が面白い。

Present for me 石黒正数短編集 (ヤングキングコミックス)