【Book】24のひとみ
倉島圭 著、
秋田書店 刊、
嘘の連続が織り成すハイテンションギャグ。
http://www.amazon.co.jp/dp/4253211941
主人公・ひとみは自らを嘘つきと公言してはばからない。産休教師の代理として担任となったクラスの生徒にも、同僚の教師にも、日常生活においても常に嘘をつく。
主人公の台詞は嘘と嫌がらせしかない。実に良い表情をしながら次々と嘘を繰り出し周囲の人物を翻弄し続けるリズムが心地よい。
ペンタッチを廃しスクリーントーンを使わない無機質な絵柄、不条理な心理を表現する凝った画面レイアウト、読者を不安にさせる意味不明な描画物なども特徴。
現在第4巻まで刊行。
※まさかドラマ化するとは思わなかった。