【Book】Adobe AIR完全解説
鈴木 嘉平 編、
アスキー 刊、
Flashの表現力を活用可能なRIA実現環境。
http://www.amazon.co.jp/dp/4756150322
Adobe AIRはFlash/FlexをベースにしたRIA(Rich Internet Applications)技術をさらに発展させたRIA実現環境である。
MacromediaではFlexを用いて、ブラウザ内でFlashオブジェクトとして稼動するRIAを実現していた。
これをさらに拡張し、ブラウザなしでも動作可能とするのがAIRである。
本書では、AIRに関する概説と、下記のような様々な方法でのAIRアプリケーション開発方法について説明している。
・Flex 3 Builder + ActionScript 3.0
Eclipseをベースとした統合開発環境「Fles 3 Builder」上で開発言語としてFlash/Flexで利用可能なスクリプト言語「ActionScript 3.0」を利用した開発方法。
基本的に全てをActionScript 3.0で記述していく。
・Flex 3 Builder + MXML
Flex 3 Builder上でMXMLを中心に利用した開発方法。
Flex 3 Builder上のデザインモードでドラッグ&ドロップ操作による画面構築を行い、ソースモードでMXMLを編集しレイアウトの詳細調整行う。またアクションについてはスクリプトを記述する。
・Flex 3 SDK + ActionScript 3.0
コマンドラインベースの無償提供開発環境「Flex 3 SDK」を利用した開発方法。
ActionScript 3.0のソースエディタで記述し、Flex 3 SDKのツールでコンパイルする。
・Flex 3 SDK + MXML
同じく、Flex 3 SDKを利用した開発方法。
MXMLのソースエディタで記述し、Flex 3 SDKのツールでコンパイルする。
・Flash CS3 Professional
Flash CS3 Professionalに「Flex CompontKit for Flash CS3」を導入した開発方法。
FlashコンポーネントをFlex/AIRコンポーネントとして動作可能とする。
・Dreamweaber CS3
Dreamweaber CS3に「Adobe AIR Extension for Dreamweaber CS3」を導入した開発方法。
Dreamweaber CS3でHTML、JavaScript、画像などからなるウェブアプリケーションを開発し、パッケージングすることでAIRアプリケーションとする。