【Memo】タイルと鍋とケーキ
11/21〜22、名古屋方面に出かけてきました。
■11/21行動ログ
09:00 東京着
新幹線の切符を購入で行列40分。自由席を選択。
09:40 東京発 JR東海道新幹線 のぞみ161号
11:25 名古屋着
携帯電話の予備バッテリーを忘れたので、駅隣接のソフマップでUSB給電ケーブルを購入。
みおみさんと合流。
11:40 昼食
「六行亭 エスカ店」にて昼食。名古屋コーチンの親子丼を食す。
12:15 名鉄名古屋発 名鉄名古屋本線 準急 中部国際空港行き
12:57 常滑着
13:08 常滑発 知多バス 常滑線 知多半田駅行き
13:08 INAXライブミュージアム前着
13:10 INAXライブミュージアム見学
「INAXライブミュージアム」は、タイル等の建材、トイレ・バス等の住宅設備機器の製造会社であるINAXが有する、土と焼き物に関する総合展示体験施設です。
本施設内にある「世界のタイル博物館」は、以前「建物のカケラ 一木努コレクション」を見学して依頼ぜひ訪問してみたいと思っていましたのですが、その他の展示も面白いものばかりでした。
▼世界のタイル博物館
タイル研究家の山本正之が蒐集した3000種類・6000点に上るタイルを中心とした焼き物のコレクションを収蔵。
世界25ヶ国(中近東・ヨーロッパ・中国・日本の各国)、時代的には起源4〜3千年・メソポタミアのクレイペグから、19・20世紀・美術と工業が融合した近代の装飾タイルまでを、発展の歴史をなぞりながら見学することができます。
写真左:クレイペグ
紀元前3500年・メソポタミア文明の遺跡から出土。干し煉瓦と泥・漆喰塗りの単調な壁面を装飾するため、円錐形底面に塗装を施したクレイペグを壁面構築時に積み重ね配置することによって、点描方式で模様を描く。
▼窯のある広場・資料館
日本六古窯の一つである常滑にかつて存在した、1921年築の窯と付帯設備を移設し、内部外部を見学できるようにしたもの。本施設自体貴重な産業遺産であり1997年に国の登録有形文化財に指定されています。
展示資料として、明治・大正・昭和の洋風建築の装飾に用いられていたテラコッタ(建築用装飾陶器)と明治〜昭和初期に作られた陶磁製装飾古便器を展示しており、見事です。
▼トンネル窯
かつてINAXの外装壁タイルを焼造していたトンネル窯を、工程の前・中・後にあわせて部分移築し公開しています。
トンネル窯は台車に乗せた生成物をゆっくり動かしながら、トンネル上の窯の中で所定の加熱・冷却を行い焼成するもので、窯の内部構造を見ることが出来る点が面白いです。
▼陶芸工房
タイル絵付けや焼き物製作などを体験できる工房。
面白そうですが2時間程必要のため今回はパス。
▼ものづくり工房
フランク・ロイド・ライトが帝国ホテルを設計した際、旧本館の内外壁に使用した黄色の煉瓦(タイル)の生産を行った煉瓦製作所が、INAXの前身です。
当時から現在に至る、焼き物作りの伝統と技術について、製品・資料展示を行っています。
またアーティストや他の窯元とも連携しており、焼き物作品の展示も行っています。
▼土・どろんこ館
土の体験教室では、「光るどろだんごづくり」を実施中。これも時間の関係でパスしましたが、いずれぜひ参加してみたいものです。
幼少の頃いかにきれいな泥団子を作れるかを競ったものですが、近年「細粒砂を付けて磨くことで光沢をもつ泥団子が作れる」ということで制作キットや制作ビデオが販売されるなどホビーとして話題になっていることは知っていましたが、この体験教室での成果物は「真球度」「光沢」「様々な土素材による豊富な色彩」で非常に興味をそそられました。
また同館2階の百土箱の部屋が圧巻。16畳程のロフトで、壁際に引き出しが並ぶだけの一軒殺風景な休憩スペースですが、引き出し一つ一つが土に関連する展示になっています。日本各地の土の標本、土壌生成の過程を説明する教材、土で作られたアリ塚や蜂の巣、洞窟壁画、セラミック製楽器、漆喰のコテ絵、マッドメンのマスクなど。まだ拡張中とのことなので、またいずれ見てみたいものです。
▼ラ・フォルナーチェ
見学後、併設の軽食店にて休憩。
16:40 INAXライブミュージアム発(知多バス とことこバス)
16:46 常滑着
16:51 常滑発(名鉄常滑線 特急 岐阜行き
17:19 金山着
17:35 金山発(JR東海道本線 豊橋行き
17:52 大符着
19:00 大府発
まなせさんの自家用車お迎え便に同乗させて頂く。
18:20 まなせさん宅着
しばし待機。
まなせさん次男少年他数名と、カードゲームのウノとジェンガを合わせた「ウノスタッコ」なるゲームに興ずる。
写真中:ウノスタッコ
19:40 鍋会開始
今回の鍋は蟹しゃぶ鍋、シロコロホルモンのモツ鍋、常夜鍋、白味噌仕立ての京野菜鍋、鴨鍋の5つ。
その他食材は、馬刺とたてがみ・砂肝刺身、「へんじんもっこ」取り寄せの生サラミ・ソーセージ、多種のチーズ・手作り白パン・食べ損ねたステーキライス・焼き豚・恒例のローストチキン・シロコロホルモン焼きなどなどいつも通り豊富な種類が並びます。
お酒は秩父地酒のにごり生酒、蜂蜜酒他などを頂きました。「謎の萌え梅酒」はなぜ島根で戦車なのか謎でしたが、あとで理解しました。
大変おいしゅうございました。
22:30 デザートの時間
鍋が終わりしばし歓談と「ウノスタッコ」再戦。ほどよくお腹がこなれてきたところでデザートの時間です。
例によって洋菓子を中心とした甘味の物量作戦が展開されます。
写真右:洋・和菓子一覧
ケーキが総数63、和菓子10個、その他ロールケーキなどもあり。眼福です。
ノルマとして一人2〜3個を美味しく頂きました。
その後は古いSFと特撮に関する雑談及び映像観賞など。
02:00 就寝