【Memo】Nippon2007(3日目)

 8/30〜9/3、パシフィコ横浜にて開催の第65回世界SF大会/第46回日本SF大会Nippon2007」3日目に参加して来ました。


■9:30 現地到着
 本日は、竹雀さんと行動を共にする。
 別件で来場したマガミ@T-800さん、kodoさんとも遭遇。


■10:30 入場
 当日申し込み登録を実施。ノートPCからデータ入力を受付窓口で行うが、担当の方が一本指打法の上0.2char/secの入力速度だったため大幅に時間がかかった。本日最初の罠であった。


■10:30 日本特撮の明日 〜「空想科学ジュブナイル あの空の向こう」上映会&パネルディスカッション〜
 日芸映画学科生の2006年度卒業制作映画をベースとした自主特撮映画。
 自主映画を久しぶりに鑑賞したが、自主映画ながらCG処理がきちんと行われており関心した。
 1983年にSF大会で見た大阪芸術大学生らが製作した「帰ってきたウルトラマン」とつい比較してしまう。


■11:00 必然のGoogleパネル
 SFファンにも必須のツールとなったGoogleについて、2年後、10年後、20年後、100年後をパネルディスカッションで予測するという趣向。
 本企画に限らず、今大会ではネット系のテーマが多く見られた。
 途中からちらりと覗いたのみ。


■11:15 文学とコスプレカルチャーのあいだ
 世界最初のコスプレは、ワールドコンでポール・アンダーソンの娘が行った「火星のプリンセス」であるとの逸話が興味深い。
 パネラーは、コスプレは門外漢の私でも知っているコスプレイヤー4氏。
 海外客向けに交互英訳して進行するため各パネラーの話題(コスプレとの出会いや印象にのこったことがらなど)が紙でも配布されたのと、盛況につき満室だったためすぐに退室。


■11:30 昼食
 2000年のZEROCONの際は存在したファミレス街が再開発のため消滅していたため、クイーンズスクエアへ。
 その後一旦単独行動へ。
 竹雀さんはヒムミクさんの薦めで「リージェンシー・ダンスを踊ろう」(中性イギリスの社交ダンスを学び踊る)に参加。


■12:00 JAMSTECブース見学
 地球深部探査船「ちきゅう」の模型展示(写真左)とスーベニアを見る。
 実に模型心を掻き立てられる。


■12:10 男の子はなぜ飛行機をつくるのか
 「風の谷のナウシカ」に登場する「メーヴェ」をイメージした、実飛行可能な一人乗りジェットグライダー「M-01」「M-02」を開発する「Open Sky Project」の足跡と現状の説明。
 本日の個人的メインプログラムだったが、期待以上に楽しめた。

・本機は、民間開発ジェット飛行機の第一号に相当(ホンダジェットは米国籍などのため)。
・5機以上同時開発なら量産効果がでるため、ジェットエンジンを除く本体(グライダーとして飛行可能)の価格は500万円。
 もうちょい機数を増やして半額になれば、手が届く。1機を10人程度で割り勘にすればもっとハードルは低くなり、夢が膨らむ。カートやポケバイ、スキー道具一式とあまり変わらない。
・昨年時点で、エンジン非搭載の「ゴム索発航」(ゴムロープで引っ張って飛ばす)で30m長、10m高の飛行可能。
 今年はエンジン搭載で自力発進または自動車/船で曳航発進を行う。最終的には、距離任意、高さ1000mを目指す。
・発起人・八谷和彦氏は、自らパイロットになるため、ハンググライダー操縦、カポエイラ習熟(体重移動操縦にそなえ)などを、プロジェクト発足からの数年で着々と実施。
・王様の耳はロバの耳!王様の耳はロバの耳!

 なお、本プロジェクトは2007で一応の完了を見る予定だが、次なるプロジェクトは「空の次は宇宙」とのことで、あさりよしとお氏、野田篤司氏らと「なつのロケット」をリアルでやってしまおうということである。
 「Open Sky Project」は、少人数での実現にこだわったが、ロケットプロジェクトは広く参加メンバーを募集したいとおっしゃっていた。


■14:00 展示ホール
・「M-02」実機展示あり(写真中)。
コミックマーケットコーナーでは、昔のコミケカタログなどが並んでいた。晴海単館開催のころのものが懐かしい。


■14:15 展示ホール・アートショウ
 墨東邸主人さんからの助っ人要請に基づき、「アート・ショウ」(プロ・アマの絵画、造形・その他作品の展示)の監視員の手伝いを行う。お約束のように知った顔が大集合(竹雀さん、きりのさん、マガミ@T-800さん、kodoさん)。
 本日第二の罠。


■17:00 展示ホール
 別要員と交代後、離脱。
 アートショウの作品鑑賞、ディーラーズルーム冷やかし。
 貴重古本のブースにて、H.P.ラブクラフトの著書の初版本(写真右)や、ハリー・ハウゼンサイン入り台本などが目を引いた。



 その後、しんくろーさん主催、まなせ2さん迎撃OFFに参加。中華料理と濃い話を堪能しました。

■出席者
・まなせ2さん
・まなせ2さんJr
・しんくろーさん
・すーさんさん
・竹雀さん
・ミゾヒロさん
・墨東邸主人さん
・きりのさん


■店
 酔龍
 http://suiryu.com/