【Book】おどろ〜陽子と田ノ中の百鬼夜行事件簿〜
木々津克久 著、
講談社 刊、
恐怖の悲哀の間をつなぐもの。
市立千石高校2年生・近藤陽子は17歳の誕生日を境に、様々な「怪」に出会うようになる。それは祖母譲りの「この世の本質を見抜く目−−神箴眼」の能力に目覚めたからだった。
最初は自分の身に起きた出来事に戸惑っていた陽子だったが、偶然知り合った十王堂大学1年生で民間伝承・都市伝説を研究する田ノ中京一の助力を受け、自らの力を「怪」の原因究明に使うことを決意するのだった。
「死者からの電話」のような都市伝説から「本所七不思議」のような民間伝承まで主題は幅広い。共通するのは、様々な「怪」は人を恐れさせる一方自らは悲しい存在であるという視点で、結末は基本的にいい話としてまとまることが多い。
■著者情報
木々津克久 - Wikipedia
木々津克久 - はてな
■書誌情報
おどろ〜陽子と田ノ中の百鬼夜行事件簿〜 第1巻(2002.03.15/2002.03.15)
おどろ〜陽子と田ノ中の百鬼夜行事件簿〜 第2巻(2002.11.15/2002.11.15)
おどろ〜陽子と田ノ中の百鬼夜行事件簿〜 第3巻(2003.05.16/2003.05.16)
おどろ〜陽子と田ノ中の百鬼夜行事件簿〜 第4巻(2003.08.12/2003.08.12)
※完結。
■付録情報
・巻中に、著者らが心霊スポットを取材した「日本おどろ紀行」を掲載。
・巻中に、おまけ漫画を掲載。著者の身近な出来事の話と、登場人物の番外話がある。
■装丁
Jun Shiga
土肥良成、尾面明子、柄本優子(第1巻模型製作)、神田文裕(第2〜4巻模型製作)
おどろ 1―陽子と田ノ中の百鬼行事件簿 (少年マガジンコミックス)
- 作者: 木々津克久
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- 発売日: 2002/03/15
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おどろ 2―陽子と田ノ中の百鬼行事件簿 (少年マガジンコミックス)
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おどろ 4―陽子と田ノ中の百鬼行事件簿 (少年マガジンコミックス)
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