【Book】エイリアン9

富沢ひとし 著、
秋田書店 刊、
エイリアンにとっての地球の価値は。


 第9小学校6年椿組の大谷ゆりは、小学生なりたくない係ワースト1の「エイリアン対策係」を押し付けられた。
 人語を解する共生型エイリアン「ボウグ」を頭にかぶり、宿主を防衛するボウグの本能を利用して、学校に闖入するエイリアンを退治・捕獲するのがその役割だが、大谷ゆりはうまく対応できず、すぐ泣き出し怯え悩む。
 しかし徐々にではあるが、しっかり者で、人に頼られるのに嫌気が差しつつ面倒を見てしまう川村くみと、お嬢様育ちで学芸運動に長け、嬉々としてエイリアン対策に興じる遠峰かすみの2人、そして相棒のボウグに助けられながら、係の仕事をこなしていけるようになる。


 以前から気になりつつ未読だった作品だが、最近3巻まとめて譲ってもらい読破した。
 想像していた内容と異なり、良い意味で裏切られた。続編が出ているようなので近々読んでみたい。


■著者情報
富沢ひとし - Wikipedia
富沢ひとし - はてな
FrogStarShip
富沢ひとしのウェブサイト。


■作品情報
エイリアン9 - Wikipedia
エイリアン9 - はてな


■書誌情報
エイリアン9 第1巻(1999.02.XX/1999.03.10)
エイリアン9 第2巻(1999.06.XX/1999.07.10)
エイリアン9 第3巻(1999.11.XX/1999.12.10)
※完結。


■付録情報
・第2巻、第3巻の本体表1、表4におまけイラストを掲載。
・各巻末尾に舞台裏イラストを掲載。


■装丁
藤井玲

エイリアン9 (1) (ヤングチャンピオンコミックス)

エイリアン9 (1) (ヤングチャンピオンコミックス)

エイリアン9 (2) (ヤングチャンピオンコミックス)

エイリアン9 (2) (ヤングチャンピオンコミックス)

エイリアン9 (3) (ヤングチャンピオンコミックス)

エイリアン9 (3) (ヤングチャンピオンコミックス)