【Tool】Mac-bin Macバイナリの除去

■概要
 Macバイナリの除去ツール。


■機能、特長
・ドラッグ&ドロップで簡単に操作可能。
・元ファイルを自動保管。


■入手先
http://www.vector.co.jp/soft/cmt/win95/util/se149423.html


■備考
Macバイナリについて
 MacOSファイルシステムであるHFS、HFS+では、1つのファイルが「データフォーク」「リソースフォーク」という2つのデータで構成されている。
 「データフォーク」はデータの本体であり、「リソースフォーク」にはアイコンやウィンドウ形状等のリソースデータを保持している。
 また、上記の他にMacOSではファイルの属性情報としてFinder情報・ファイルの作成/更新タイムスタンプ等を管理している。


 初期のMacOSにおいて電話回線経由でファイル転送を行う場合、リソースフォークや属性情報が欠落してしまうため、データフォークの先頭にこれらの情報を結合して転送する方式が考案された。これがMacバイナリ方式である。


MacOSアーカイバMacバイナリ
 MacOS用のアーカイバではファイルをアーカイブする際、Macバイナリ化するものと、データフォーク・リソースフォークを別ファイルとして保存するものなどがある。
 前者で作成したアーカイブファイルを別のOSで展開すると、そのままでは開けない状態になるため、本ツール等を使用して不要部分を削除する必要がある。
 後者で作成したアーカイブファイルの場合、データフォークとリソースフォークが別々に展開される。この場合データフォークファイルは通常のファイルとして開くことができる。


■参考
Macバイナリ
http://ja.wikipedia.org/wiki/Mac%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AA

リソースフォーク
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF