【Book】さおだけ屋はなぜ潰れないか? 身近な疑問からはじめる会計
山田信哉 著、
光文社 刊、
身の回りにある商売のらくりから会計の基本を学ぶ。
http://www.amazon.co.jp/dp/4334032915
世の中に氾濫する「○○はなぜ○○か」という書籍タイトルの本ネタ的書籍。
公認会計士である著者は、多くの会計入門書を手がけているが、本書は「入門書すら難しい」と考える人向けに書かれた本である。
会計に関する中心的テーマを、日常の気になる疑問から始めて、必ずしも会計学の常識や専門知識との結びつきにこだわらず、会計に興味を持つことを念頭に取り上げている。
・さおだけ屋はなぜ潰れないのか?/利益の出し方
さおだけ屋が儲ける2つの方法。
・ベッドタウンに高級フランス料理屋の謎/連結経営
店が繁盛しなくても良い。
・在庫だらけの自然食品店/在庫と資金繰り
一般に過剰在庫は悪だが。
・完売したのに怒られた!/機会損失と決算書
機会損失はゼロではなくマイナス。
・トップを逃して満足するギャンブラー/回転率
立場が異なれば戦略も変わる。
・あの人はなぜいつもワリカンの支払い役になるのか/キャッシュ・フロー
ワリカン金融の利点はなにか。
・数字に弱くても「数字のセンス」があればいい/数字のセンス
「50人に1人が無料」は得か。
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/02/16
- メディア: 新書
- 購入: 10人 クリック: 331回
- この商品を含むブログ (1042件) を見る